米国MLB公式HPが大谷の2部門ベストナイン受賞をトップ報道!
さらに「この結果がなぜなのかは、数字を見れば難しいことではない。打率は.322、出塁率は.416、長打率.588。打席数は382で22本塁打を記録した。投手としては防御率1.86、WHIP(投球回あたり与四球・被安打合計)は.957、140回を投げ奪三振は174だ」と今季の大谷の成績を紹介した上で、メジャーリーグを代表する指名打者で今季限りで引退したレッドソックスのデービッド・オルティスや、“世界一”となったカブスのエースで、今季のナ・リーグの防御率のタイトルを獲得したカイル・ヘンドリックスの数字と比較して、その凄さを強調した。 「メジャーリーガーと比較してみるのならば、大谷のOPS1.004(出塁率と長打率を足したもの)を上回ったのはデービッド・オルティスの1.021だけ。防御率では彼よりよい数字を残した投手は一人もいない。(カイル・ヘンドリックスは防御率2.13で防御率のタイトルを獲得した)」 記事は、「この時点で、彼は野球において成し遂げていないことが、どんどんなくなってきている。そして、彼はまだ22歳である」と、22歳の若さに注視して締めくくった。 ここまで全米のメディアは、来年オフのポスティングによる大谷のメジャー移籍をまるで規制事実のようにして取り上げて続けているが、MLBの公式HPが、日本のタイトル受賞をここまで取り上げるのは異例の事態。ますます大谷への期待感は全米でも高まっているようである。