米国MLB公式HPが大谷の2部門ベストナイン受賞をトップ報道!
日ハムの大谷翔平(22)が史上初となる投手&DHの2部門でパ・リーグのベストナインを受賞したが、その驚愕のニュースはさっそく来年オフの移籍が既成事実になりつつある米国にまで飛び火。メジャーリーグ(MLB)の公式HPがトレンドのトップニュースとして、この前代未聞のダブル受賞を大々的に取り上げた。 「レディース・アンド・ジェントルマン! 大谷翔平に新たな伝説が生まれた」という大げさな書き出しで始まる記事では、人体の調和と称されるレオナルド・ダ・ヴィンチが描いたウィトルウィウス的人体図を引き合いに出し、「この夏の2カ月間で、あの絵のようなピッチャーは、NPBのホームランダービー(オールスター戦での本塁打競争)に勝ち、NPB史上で最速の球速(165キロ)を記録した。2週間前(WBCに向けての侍ジャパンの強化試合)には、彼は東京ドームの天井に打球を当てた」と、今シーズンの大谷の超人的な活躍を振り返って紹介した。 そして、「今、みなさんがすでに知っていることかもしれないが、もう一度、念押しをする。大谷はパ・リーグの最優秀投手と、最優秀指名打者の両方に選ばれた」と、日本でのベストナインの投票結果をメジャーリーグファンに伝え、日本でのセ・パのベストナインについては、次のように説明している。 「ベストナインのセレクションはメジャーリーグのオールスター戦のスタメンのようなもので、リーグごとに、各ポジションのベストの選手を選ぶものだ。大谷は両リーグ通じて初めて同一シーズンで最優秀投手とベストDHに選ばれた。その理由は、今まで彼のような選手がいなかったこと、今シーズンから野手と投手の重複投票を認めるように投票のルールを変更したことにもある」 さらに記事は、大谷は投手としてもDHとしても他の選手を突き放して選ばれたことを、「この投票では、大谷にとって接戦でさえなかった。ピッチャーとしては彼は2位の投手にほとんど2倍の投票数の差をつけて勝っている。DHとしては2位には3倍以上の得票数だった」と解説した。