“合コン”ブームが再燃中? タイパ重視の人にマッチングアプリより合コンが人気のワケ
「合コン=ダイニングバー」ではない
とはいえ価値観が多様化した現代社会。合コン全盛期だ った20~30年前と現代では合コンの内容はどれほど変化したのかも気になるところ。 鈴木氏によれば、「20~30年前は“金曜日に仕事のことを忘れるために、会社の先輩や同僚と一緒に参加するもの”でした。しかし現在は職場の人間関係が希薄化しているため、“友人を誘い合って、2~3人で楽しく飲むもの”に変化しています」とのこと。 日常から離れるためのイベントから、肩肘張らずに参加できる会食の場へ。利用するお店も、かつては定番だった中価格帯のダイニングバーは選択肢から外れ、普段使いができるオシャレな居酒屋に変わりつつあるそうです。
2人だけで盛り上がるのはNG
ちなみに合コンにおいて素敵な出会いを手繰る寄せるための心構えについては「その日のうちに関係を進展させようと思わず、ヒアリングの意識を高く持つことです」とキッパリ。 「合コン中に2人だけで親密になることは、“楽しく飲む”という本来の目的から逸脱しており、合コンの盛り上げりを妨げかねません。参加者はその目的意識を高く持ちつつ、次回のデートに繋げるための情報を会話の中から探していくことが、最も効果的なのではないでしょうか。例えば、合コン中に異性から『最近ワインにハマっている』という話題が出た場合、後日、LINEで『今後ワインショップ併設のバーで角打ちしない?』と誘ってみたり」 恋愛離れが加速化する昨今、合コンブームが再燃することで、日本の少子高齢化している現状は多少なりとも変わってくるかもしれませんね。