日米共同統合演習を前に沖縄県が米軍機による民間空港の利用自粛を要請
沖縄テレビ
10月23日から始まる日米共同統合演習を前に県は沖縄防衛局に対し、アメリカ軍機による民間空港の利用の自粛を申し入れました。 10月23日から11月1日にかけて、全国各地で実施される日米共同統合演習「キーン・ソード」には自衛隊3万3000人、アメリカ軍1万2000人が参加します。 県内では、与那国島にアメリカ海兵隊と陸上自衛隊のオスプレイが初めて飛来し怪我人を運ぶ訓練を行うほか、石垣島では、アメリカ軍の高機動ロケット砲システム「ハイマース」を石垣空港から運び敵の艦船との戦闘を想定した訓練などが行われます。 県は27日、沖縄防衛局に対し、アメリカ軍による民間空港や港湾の使用は、緊急時以外は自粛するよう要請しました。 また、オスプレイについても2023年に鹿児島県屋久島で起きた墜落事故の根本的な原因が明らかにされていない中、民間空港の使用は県民に不安を生じさせるとして自粛を求めています。
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