「世界のベストドレッサーリスト」殿堂入りしたアラブ王室の王妃 ビジネス手腕にも長ける
キャサリン妃に並ぶ、ロイヤル界を代表するファッショニスタと言われるカタール王室のモーザ妃。 【写真】モーザ妃のお気に入りは「ヴァレンティノ」「シャネル」 1959年8月8日生まれのシェイカ・モーザ・ビン・ナーセル・アル=ミスナド妃(モーザ妃)は、カタール前首長ハマド殿下の第2夫人で、現首長タミム殿下は、妃の次男です。 エジプトとクウェートで育った妃は、18歳の時にカタールに戻り、カタール前首長ハマド殿下と結婚、5男2女に恵まれました。 ビジネス手腕にも長けているモーザ妃は、ラグジュアリーブランドの経営にも進出。妃の投資会社「メイフーラ」は、2012年にヴァレンティノを、他にもバルマンやパルジレリを買収し、これらのファッションブランドの親会社でもあるのです。 カタール基金の会長として教育振興事業などにも力を注ぎ、フェミニズム運動など慈善活動にも尽力しています。
その華やかな着こなしは、美貌やスタイルの良さに加えて話題の的に。2015年には、米ヴァニティ・フェア誌の“インターナショナル・ベスト・ドレッサー”に殿堂入りを果たすほど。
シャネル、ヴァレンティノ、ディオールなどのオートクチュールをイスラムの教えに従い肌を見せないデザインにカスタムしていることでも有名。そのオリジナリティあふれるファッションセンスは注目を浴び続けています。 この写真は、2023年6月、ヨルダン王室フセイン皇太子の結婚披露宴にて、ヴァレンティノのオートクチュールドレスをまとって。
Kaori Takeuchi