【東京スポーツ杯2歳S】人気薄でもニシノタンギーは侮れない、好走率が高い1~3枠、前走中京組は複勝率40%などの傾向
【傾向と対策】 東京スポーツ杯2歳S(G2・16日)は、東京芝1800メートルで行われる。過去10年(2021年にG3からG2に昇格)を振り返り、好走・凡走の傾向を探った。 ▼内枠に注目 枠順別の成績は 1枠【3・1・3・4】 2枠【0・3・1・7】 3枠【3・1・2・5】 4枠【0・0・0・12】 5枠【0・1・1・11】 6枠【2・1・0・12】 7枠【1・2・2・13】 8枠【1・1・1・14】 1~3枠の好走率が高く、特に1枠は勝率(27・3%)、連対率(36・4%)でトップタイ、複勝率は驚異の63・6%という成績を残している。また、1枠は18年に8番人気1着のニシノデイジー、23年に8番人気2着のシュバルツクーゲルなど人気薄の好走も目立っている。今年も1~3枠に入った馬は要注目だが、特に1枠を引き当てたニシノタンギーは人気薄でも押さえておきたい。 ▼前走中京組は… 前走が中京だった馬は【0・0・2・3】。複勝率40%と決して成績は悪くはないが、22年ハーツコンチェルトが1番人気で3着など上位人気でも連対できていないのは気掛かりだ。今年該当するサトノシャイニングには全幅の信頼は寄せづらい。 ▼ドゥラメンテ産駒は… 同産駒は【0・1・1・4】。20年タイトルホルダーが2着に好走するなど好走歴が全くないわけではないが、得意なコースとも言えない。今年該当するのはファイアンクランツ。同馬は札幌2歳Sから参戦するが、同レース組も【1・0・0・6】と微妙な成績。血統、臨戦過程のいずれの点からも過信は禁物だろう。
中日スポーツ