アナゴぎゅうぎゅう、恵方巻きに 節分にちなみ、仙台の水族館
仙台うみの杜水族館(仙台市)で、恵方巻きに見立てた筒に、ぎゅうぎゅうに身を寄せるアナゴの展示が人気だ。節分にちなみ2020年に始めたイベントで、来月4日まで。 今年は、飼育スタッフが魚のすり身を恵方巻きの形に加工し、アナゴにプレゼントする様子を土日限定で披露。アナゴは密集して、食いつく。 知名度が低く、市場であまり売れない「カナガシラ」をすり身にした。水産資源の価値向上をPRする狙いもある。水族館の広報担当の板橋瑠花さん(27)は「アナゴの展示が人気になったように、カナガシラにも親しみを持ってほしい」と話した。