巨人・プロ初登板左腕の好投支えた故郷・山梨の差し入れ「高校の時は食べたい時に行って、しょっちゅういただきました」
◆日本生命セ・パ交流戦 西武4x―3巨人(1日・ベルーナドーム) プロ初登板での好投の陰には、故郷・山梨からの“おいしい”援護があった。又木が1軍デビューを目前に控えた5月30日。高校、大学の同級生で、現在は社会人野球の三菱自動車岡崎でプレーする内藤幹太内野手の実家が営む、山梨市内の和菓子店「松陽軒長崎」から差し入れが届いた。 【動画】1軍合流の又木鉄平がランニング 中身は「めちゃくちゃおいしい。高校の時は食べたい時に行って、しょっちゅういただきました」と絶賛する「バターどら焼き」。店主の内藤隆さん(55)は「今までやってきたことを出して、いろんな人への感謝の気持ちを持ちながらマウンドに上がってもらいたい」と願い、包装紙には丁寧な文字で「鉄平頑張れ!」とメッセージが書き込まれていた。 登板前日、又木は「ありがたいですね。頑張ろう」と故郷に思いをはせた。白星は逃したが、周囲の支えに応える6回無失点。恩返しの旅が始まった。(小島 和之)
報知新聞社