ワタミ、「サブウェイ」事業に参入 10年のフランチャイズ契約
Shinichi Uchida [東京 25日 ロイター] - ワタミは25日、日本サブウェイ合同会社(東京都品川区)の全持ち分を取得し子会社化すると発表した。取得額は守秘義務のため非開示としており、10年間のマスターフランチャイズ契約を結んだ。 ワタミはサブウェイ事業参入により、「食の総合産業」としての事業展開を強化する。ワタミの連結業績に与える影響は軽微と見込んでいるが、今後、開示すべき事項が生じた場合は速やかに公表するという。 サブウェイは1965年に米国で誕生。日本ではサントリーホールディングスが1991年にフランチャイズ展開する権利を取得し、92年に初出店。2016年には権利を返上し、保有株式を売却した。国内店舗数はピーク時を下回るが、国内メディアの報道によると、ワタミは現在の178店から将来的には3000店以上に増やす計画だという。 日本サブウェイの2023年12月期の売上高は5億3600万円、営業利益は3000万円。