窮地の広島が痛恨 3点追う1死満塁の好機生かせず 堂林&末包が連続三振 戸郷に3度の得点圏も無得点
「広島-巨人」(12日、マツダスタジアム) 広島が1死満塁の絶好機を逸した。相手先発・戸郷に対して3度の得点圏の好機をつくりながらも、いずれも逸機した。 【写真】むうぅ 三振に倒れた末包は思わず天を仰ぐ 0-3で迎えた六回に戸郷を攻め立てた。先頭・矢野が二塁への内野安打で出塁すると、1死後に小園が右前打。一、三塁に好機が拡大すると、坂倉が四球でつないで満塁になった。ここで前日の試合で2打点をマークしていた堂林を迎えたが、フォークで空振り三振。次打者・末包もフォークを6連投され、最後はバットが空を切り、天を仰いだ。 戸郷に対しては初回に矢野の安打などで2死二塁とするが、小園が右飛に倒れて無得点。二回は無死一、二塁から末包が遊ゴロ併殺打、床田が投直に倒れて得点できなかった。 試合は先発・床田が三回に守備のミスも絡んで3失点。結局今季自己最少となる76球、5回4安打3失点で降板した。 チームは現在2位で首位・巨人と3差。負ければ首位と今季最大タイの4ゲーム差となる。なお、9月は、ここまで2勝7敗で、先制された6試合は全敗となっている。