【ベストバイ2024】コロカル編集部が選ぶ、1年間の「買ってよかったもの」まとめ
日本のワイン造りの中で、目標となるべきワイン
■〈TSURUYA〉のオリジナル商品「やわらかドライフルーツ」/長野県 長野県を中心に展開しているご当地スーパー〈TSURUYA〉。雄大な自然とTSURUYAのオリジナル商品を購入するために、2024年は4回ほど長野県へ遊びに行きました。 SNSでも一部話題になっていた写真の「やわらかドライフルーツ」は行くたびに大量購入し、日々のおやつとして楽しんでいます。やわらかくて食べやすく、甘さ控えめで、酸味を含めたフルーツ本来の美味しさがギュッと凝縮され、とにかくおいしい。 オンラインでも購入できますが、桃、ぶどう、いちご、りんご、パイナップルなど種類豊富なので店頭で選ぶ時間も楽しいのです。さまざまな種類を食べましが、個人的に一番のおすすめは「ひとくち南高梅」。香りがよく、噛んだ瞬間にジュワッと口の中で梅の甘酸っぱさが広がっていきます。 そしてもうひとつTSURUYAのオリジナル商品でおすすめをあげるなら、丸山珈琲使用「珈琲かりんとう」。かりんとうに挽かれたコーヒーがまぶされています。ジッパー式のパッケージですが、ジッパーなんて不要というくらい一度開封したら一気に食べ切ってしまうほどのおいしさです。オリジナル商品を多く展開しているTSURUYA。長野県へ行く機会があればぜひお立ち寄りを。 Web:ツルヤ オンラインストア SNS担当・小田原みみ ■〈ドメーヌ・コーセイ〉のワイン/長野県塩尻市 今年から〈塩尻ワイン大学〉に通うようになり、日本のワインをたびたび飲むようになりました。塩尻と言えば、日本のワインの最高峰と言われる〈桔梗が原メルロー〉の産地、今回は塩尻の〈ドメーヌ・コーセイ〉のワインを紹介します。 誤解をおそれずに言えば、日本のワイン造りはまだまだ発展途上で、ワイナリーの数こそ急激に増えているものの、品質の高いワインはあまりないというのが私の認識です。その中で、新興のワイナリーでありながら、突出したワイン造りを行なっているのが〈ドメーヌ・コーセイ〉です。 オーナーの味村興成さんは、元〈シャトー・メルシャン〉のチーフワインメーカーだった人で、リュブリアーナ国際コンクールの大金賞を受賞して日本ワインの最高峰となった〈シャトーメルシャン・桔梗が原メルロー〉を長年手がけてきました。 その味村さんが、メルシャンを退職して興したワイナリーが〈ドメーヌ・コーセイ〉、2019年からワイン造りをスタートしています。扱うブドウはメルローだけ。自分の人生の限られた時間の中で絶対に失敗できないという思いから、実績のあるメルローに絞ってワイン造りをしているそうです。 畑は塩尻でも桔梗が原ではなく、片丘地区に自社畑を開きました。なので、味村さんワインは〈片丘メルロ〉を名乗ります。彼の経験からすれば、ワインのクオリティが高いのは、当たり前と言えば当たり前ですが、日本のワイン造りの中で目標となるべきワインでしょう。 Web:ドメーヌ・コーセイ公式サイト プロデューサー・高木 *価格はすべて税込です。 text & photo コロカル編集部 【コロカルニュース】とは? 全国各地の時事ネタから面白情報まで。コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。