ラツィオ次期監督候補に囁かれる39歳のモンツァ指揮官「私の将来はジェノアとの次戦。サッリにリスペクトを示すべき」 | セリエA
【欧州・海外サッカーニュース】モンツァのラッファエレ・パッラディーノ監督が、10日4:45(日本時間)に予定されているセリエA第28節ジェノア対モンツァ戦の前日会見に出席し、意気込みなどを語った。 【動画】ダービーでミランを撃破!
今シーズンはリーグ戦27試合を終えて9勝9分9敗の成績で36ポイントを獲得し、11位につけるモンツァ。前節はダニエレ・デ・ロッシ新体制のローマに1-4と大敗を喫したが、日本時間10日の次節では、アルベルト・ジラルディーノ率いるジェノアとの敵地での対戦で勝利を目指す。39歳のモンツァ指揮官ラッファエレ・パッラディーノが若手指揮官同士の対決に見解を示した。 「そもそも私とジラルディーノの勝負ではない。ジェノアとモンツァの対戦なんだ。相手は直近の13試合において、われわれやアタランタ、インテルにしか負けていない。パーソナリティーを示して乗り込む必要があるだろう」 昨シーズンにセリエA初昇格を果たすと、快進撃を見せて11位の好成績を収めたモンツァ。今シーズンはあと11試合を残し、UEFAカンファレンスリーグのプレーオフ出場権が与えられる6位のアタランタまで10ポイント差に迫る。欧州カップ戦の出場も夢ではないが、パッラディーノは地に足をつけた。 「私が常に言っていることは、当たり前で平凡なことかもしれない。だがわれわれの目標は、ジェノア戦で良いパフォーマンスをすることだけだ。このクラブにはセリエA残留という目標があり、達成に近づいている。それ以上のことはプラスアルファでしかない。それにモンツァの上には、強いチームが揃っている。挑戦はするつもりだが、上位半分でフィニッシュすることはかなり難しいだろう」 昨シーズン途中からモンツァの指揮官に就任すると、イタリア最高峰のリーグにおいて躍進を続けてきた若手指揮官は、MF鎌田大地が所属するラツィオの次期監督候補の1人として囁かれている。 「私の将来はジェノアとの試合だ。私は常に、自分のする各仕事に対してかなりの努力と情熱を注いでいる。今シーズンが終了して欲しくないほどだ。そもそも開幕時は、現在のような状況になるなど信じることが困難なほどだった。だから私の将来を巡るピッチ外のうわさ話には興味がない。ラツィオや(マウリツィオ)サッリにリスペクトを示すべきだ」 試合情報 ジェノア vs モンツァ 試合日時:2024年3月10日(日)日本時間4:45 会場:スタディオ・ルイジ・フェラーリス