サウジ軍参謀総長、イラン訪問し国防分野の協力で協議
[ドバイ 10日 ロイター] - サウジアラビア軍のルウィーリ参謀総長は10日、イランの首都テヘランでイラン軍のバゲリ参謀総長と会談し、国防分野における協力について協議した。国営イラン通信がイラン軍当局者の話として伝えた。 国営イラン通信によると、ルウィーリ氏とバゲリ氏は「防衛外交の進展や二国間協力の拡大」を含む多様な問題について話し合った。 同通信は、バゲリ氏が昨年、サウジアラビアのハリド国防相と中東地域の発展について話し合うとともに両国間の防衛に関する協力関係を改善するため、電話会談したと付け加えた。 またイランのペゼシュキアン大統領はサウジアラビアのムハンマド皇太子と電話会談した。 ペゼシュキアン氏はムハンマド氏に、リヤドで開催されるイスラム協力機構(OIC)首脳会議には日程の関係で出席できないので、代理として第1副首相が出席すると伝えた。