声優初挑戦の田村真佑と初主題歌の零が登壇!『エパリダ』新情報発表会
田村真佑の声優初挑戦キャラは!
田村は自身の演じるアーティファクトのキャメラット君について「クローバーの格好いい戦闘シーンを記録する、このアニメにとって重要な役割を担うキャラクター」とコメント。アフレコ初挑戦のキャラがアーティファクトということには彼女のファンからも戸惑いの声があったそうだが、田村は「こういう可愛いマスコット的なキャラクターは好きだったので、すごく嬉しかったです」と笑顔を見せていた。 ユーグを追い出したパーティ“サンダーパイク”のメンバーであるバリーを演じる世界は、バリーについて「筋骨隆々で脳筋の嫌なヤツ」とバッサリ。「日頃の鬱憤をバリーを通じて言わせてもらっています」と冗談を飛ばして笑いをとっていた。ただこうした悪役然としたキャラクターは好みだそうで「楽しく嫌がられるように演じさせてもらいました」と憎たらしさ満載の演技に自信を見せていた。 キャラクター紹介に続いて主題歌の解説も。零は楽曲制作にあたって「作品へのリスペクトがないとダメだと思うし、僕自身がそういうのを許せないタイプなので、ユークの気持ちや彼の目線というフィルターを通しながら作っていきました」とコメント。大好きなアニメの主題歌ということもあって、「尋常じゃないです」を断言出来るほどのこだわりを詰め込んだそうで、「世界観を表現出来るように魂を込めて作らせてもらいました」を熱く想いを語ってくれた。エンディング主題歌の「Treasure Chest」を歌う田中は「クローバーの皆が冒険に駆けだしていくようすを描いています。その先に見える未来が明るいものになっていく様子が鮮明に描かれている、そんな雰囲気の楽曲かなと思います」と解説。聴きどころについては「楽曲タイトルは“宝箱”っていう意味なんですけど、そこから冒険とクローバーの宝物ってなんだろう……ということを頭に入れながら歌わさせていただきましたので、そこを聴いてほしい」と口にしていた。 発表会後半には「エパリダ・推しの一文字」と銘打って、登壇者それぞれが本作を漢字一文字で書いた色紙を発表していくことに。アーティスト陣からの発表となったのだが、田中は楽曲歌っているときにクローバーがみんなで輪になって進んでいこうと会話をしているシーンが思い浮かんだらしく、そのイメージそのままに「輪」の漢字を書いたとのこと。続く零は「クローバーの前に進もうとする姿に勇気をもらえた」ということで書いた「進」の文字とともに、ユークの直筆イラストが描かれた色紙を披露することに。そのクオリティの高さには登壇者から驚きの声が。峯田が「あれって、どうやったらもらえますか?」とうらやましそうに眺める中、なぜか自分の手柄のようにドヤ顔を決める世界に登壇者一同大笑いとなっていた。 そんな世界が書いたのは「闇」。世界観やバリーのいるサンダーパイクなどを例に出しつつこの漢字を選んだとのこと。田村は「私自身ファンタジー作品が大好きで冒険アニメとか見てきたんですけど、配信をしながらの戦闘はすごく新しいなと思ったのと、この作品を通してキャラクターとの関係性や気持ちなど、新しく進化していくものがたくさんあると思ったので、この漢字にしました」という理由で「新」の漢字をチョイス。色紙には零と同じくキャメラット君のイラストが書かれており、女性キャストからは「可愛い」の大合唱が沸き上がっていた。 稗田が選んだのはタイトルにも使われている「深」の一文字。迷宮深部に挑む姿や、クローバーのメンバーの仲が深まっていくようすから選んだという。川井田もタイトルから「迷」を選択。迷いながら進んでいくクローバーのメンバーたちや、迷走するサンダーパイクたちのようすからこの文字に決めたそうだ。「想」と書いた伊南はいろんな想いを抱いているキャラクターに思いを馳せてストレートに書いたと語ってくれた。ラストの峯田が選んだのは「技」。オチ担当ということで緊張したのか色紙の向きが逆だったのをツッコまれながら、魔法や戦いの技術の研鑽していくキャラクターなどをイメージしてこの漢字に決めたと解説してくれた。 この色紙は作品公式Xのフォロー&リポストキャンペーンのプレゼントになるとのこと。詳細については公式サイトをぜひ確認してみてほしい。 最後に田中から「アニメと楽曲と合わせて楽しみにしていただけたら嬉しいです」、零から「素敵な作品なので主題歌を担当させてもらって光栄です。皆さんに思い出として、そっと寄り添うような曲として心に残っていけたらいいなと思います」、世界から「僕もリアルタイムで見たいと思います」、田村から「私自身こんな素敵な作品の一部になれて嬉しいです。この物語を通していろんな方といろんな冒険に出られたら嬉しいです」とのメッセージが。そんな田村の誕生日である1月12日は『エパリダ』の放送開始日(1月11日24:55~)と重なるそうで、川井田は「ケーキを用意して、ハッピーバースデーと一緒にこの作品の誕生も祝ってください」と呼びかけていた。 また稗田が「キャスト、スタッフ含めて本当に温かい座組で楽しく収録させていただいています。その温かさが作品を通じて伝わったらいいな」と語ってくれたほか、伊南からは「個性豊かなキャラクターがたくさんなので、ぜひ推しキャラを見つけてください」との言葉が。峯田も「学ぶことの大切さ、仲間の大切さに気づかせてくれたり、挑戦する勇気をくれる作品になっています。来年1月から放送をぜひご期待ください」とファンに語りかけ、新情報発表会見は和気あいあいとした雰囲気に包まれながら終了となった。
ライター 川畑剛