写真：フォーデンが先発出場した公式戦はこれまで1試合のみだ

マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督は、イングランド代表FWフィル・フォーデンの復帰を急ぐつもりはないと語った。地元メディア『Manchester Evening News』が伝えている。 【動画｜ショートハイライト】ニューカッスル v マンチェスター・C プレミアリーグ24/25 第6節 フォーデンは今シーズン、公式戦5試合に出場して、そのうち先発出場したのはカラバオカップ3回戦のワトフォード戦のみだ。この試合ではセンターフォワードとしてフル出場を果たしたが、ニューカッスルとのプレミアリーグ第6節では再びベンチスタートとなり、68分から途中出場した。 昨シーズンは公式戦52試合に出場して27ゴール12アシスト、プレミアリーグ35試合に出場して19ゴール8アシストを記録し、プレミアリーグ年間最優秀選手賞など多くの個人賞に輝いたが、今シーズン開幕当初に患った病気の影響が大きいようだ。 ニューカッスルとの試合後、グアルディオラ監督はフォーデンの状態についてこう語った。 「フィル（・フォーデン）は、あのポジションでは恐らく世界最高の選手の1人だ。彼はとても賢い。だが、彼は2、3カ月の間欠場していた。昨シーズンのリーグ最高の選手が欠場していたんだ。今日、彼はダイナミックさがあり、チームメートを助けるプレーはすばらしく、最高のプレーをした。少しずつ彼が復調してきてくれてうれしく思う」 そしてグアルディオラ監督は、フォーデンではなくドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンを先発起用した理由を説明した。 「彼は長い間負傷していた。選手には3日間に60分か90分プレーしてもらうほうがいいと考えるときもある。相手がどれだけ強いかはわかっているし、ギュンド（イルカイ・ギュンドアン）は守備など多くの面で優れた選手だ。3日後には試合がある。そのまた3、4日後にも試合がある。誰にでも出番はある」