夫が毎朝「シャワー」を浴びます。水道代とガス代は1ヶ月でいくら増えますか?
汗ばむ季節は、朝にシャワーを浴びる方もいるでしょう。夜のお風呂に加え朝にもシャワーを浴びるとなると、その分水道代とガス代は高くなります。実際にどのくらい費用が変わるのか気になる方もいるかもしれません。 そこで今回は、朝にシャワーを毎日浴びた場合の水道代とガス代を算出します。そして、シャワーを浴びず、洗顔と髪セットのみで済ませた場合とどのくらいコストが変わるのかを比較しました。 水道代とガス代がいくらかかっているのか気になる方は、ぜひ参考にしてください。 ▼「シャワーだけ」vs「お湯をためる」1人暮らしはどっちがお得? それぞれの水道代・ガス代を比較
10分間シャワーを浴びたときのコスト
まずは、10分間シャワーを浴びたときの水道代とガス代を計算してみましょう。 東京都水道局によると、水を3分間流しっぱなしにした場合の使用量は約36リットルとのことです。したがって10分間シャワーを出しっぱなしにすると、約120リットルの水を消費することになります。 水道代は1リットルあたり0.24円が目安となるので、10分間のシャワーにかかる水道代は約29円です。 対してガス代は、以下の計算式を用います。 上昇温度×水量÷(発熱量×熱効率)×ガス代単価 ※ガス代単価は160.02円、発熱量1万751キロカロリー、熱効率80%として計算 20度から40度まで水温を上昇させた場合、10分間シャワーにかかるガス代は約45円です。水道代と合計すると、約74円のコストがかかることが分かります。
洗顔と髪セットにかかるコスト
次に、洗顔と髪セットにかかる水道代とガス代を計算してみましょう。 洗顔および髪をセットするために、水道を3分間流しっぱなしにしたと仮定します。水の使用量は3分間で約36リットルですので、水道代は約9円です。お湯ではなく水を使用すれば、上記の水道代だけで済むでしょう。 仮にお湯を使用した場合は、ガス代が約13円です。水道代と合計すると、約22円のコストがかかります。 なお今回は、ドライヤーにかかる電気代は含めていません。