【2024写真蔵トップ10】<第9位>マクラーレンの最新モデル、アルトゥーラ スパイダーはパワーアップして2025年モデルから日本デビュー
2025年モデルからクーペもパワースペックをアップ
Webモーターマガジン年末年始恒例のスペシャル企画、2024年1月1日~12月23日に紹介した「写真蔵」から人気の高かったモデルのトップ10をカウントダウン形式で紹介しよう。第9位は、マクラーレン アルトゥーラに追加設定された「スパイダー」だ。(2024年5月26日公開・一部修正) 【写真はこちら】RHTは車速が50km/hまでなら走行中でも、また停車中なら車外からリモコンキーを操作して、11秒で開閉が可能だ。(全15枚)
マクラーレンのスーパースポーツPHEV「アルトゥーラ」にオープントップモデルのスパイダーが加わった。オープンといっても、今までのマクラーレン車のスパイダーと同様、電動開閉式のリトラクタブル ハードトップ(RHT)を開けてもリアセクションが残ったタルガトップ風となる。RHTは車速が50km/hまでなら走行中でもわずか11秒で開閉できる。 フロントまわりのスタイリングはクーペと基本的に共通だが、キャビン後ろのフライングバットレス(飛び梁)は後方視界改善のためポリカーボネート製となっている。また。独自の空気熱冷却システムを開発し、4つに分割したダクトシステムが空気熱効率を最適化している。 120度V6の3Lツインターボエンジンと電気モーターによるシステム総合のパワースペックは700psと720Nmを発生。このスペックは従来モデルのクーペより大幅にアップグレードされており、2025年モデルからはクーペも同様のスペックとなる。 インテリアはクーペと同様にドライバーにフォーカスしたデザインで、ステアリングホイールはスイッチ類のないシンプルなもの。ADAS(先進運転支援システム)も進化したものを搭載している。日本仕様のデリバリーは、2024年度の第4四半期(2025年1~3月)を予定している。
マクラーレン アルトゥーラ スパイダー 主要諸元
●全長×全幅×全高:4539×1976×1193mm (全幅はミラーをたたんだ状態。たたまないと2080mm) ●ホイールベース:2640mm ●DIN 車両重量:1560kg(フルード類+90%の燃料) ●エンジン:120度V6 DOHCツインターボ+モーター ●総排気量:2993cc ●エンジン最高出力:445kW(605ps)/7500rpm ●エンジン最大トルク:585Nm(59.7kgm)/2250-7000rpm ●モーター最高出力:70kW(95ps) ●モーター最大トルク:225Nm(22.9kgm) ●総合最高出力:515kW(700ps) ●総合最大トルク:720Nm(73.4kgm) ●トランスミッション:8速DCT(後退はモーター) ●駆動方式:縦置きミッドシップRWD ●燃料・タンク容量:プレミアム・65L ●EU複合燃費:20.8km/L ●EV航続距離:33km ●タイヤサイズ:前235/35ZR19、後295/35ZR20 ●車両価格(税込):3650万円
Webモーターマガジン