“スマホ走行”は1万2千円程度か…自転車にも導入検討の『青切符』違反ごとの反則金はいくらになるのか
2024年3月5日、道路交通法の改正案が閣議決定され、自転車の112の違反について「青切符」を導入し、反則金の支払いを求めることが盛り込まれました。どんな違反がいくらの反則金になるのでしょうか。町での実際の違反を例に調べました。 【動画で見る】“スマホ走行”は1万2千円程度か…自転車にも導入検討の『青切符』違反ごとの反則金はいくらになるのか 3月7日午前、多くの自転車が行き交う、名古屋市中区の大須周辺では、交通違反にあたる自転車の走行が次々とみられました。 (リポート) 「歩道ですが、自転車が2人並んで話しながら走っています。歩行者とすれ違うことがあればかなり危険です。信号が赤になりましたが、自転車がそのまま通っていきました」 ながら走行に信号無視と、相次ぐ自転車のルール違反。
自転車の事故も2年連続で増えていて、死亡や重傷事故の7割以上で自転車側に交通違反がありました。 3月5日、道路交通法の改正案が閣議決定され、自転車の信号無視など112の違反について「青切符」を導入し、反則金の支払いを求めることが盛り込まれました。
高校3年生: 「後ろから来ている自転車に気付かないで、ちょっと横にいったら当たりそうになっちゃったりとかありますね」 サイクリング中の40代男性: 「(自転車も)危険なので、自分も気を付けなきゃいけないですけど、(法改正は)私は良いかなと思います」 反則金は16歳以上が対象で、原付バイクでの違反と同じ程度になるとみられています。それぞれの違反ごとにいくらになる見込みなのでしょうか。 本来、車道の左側を走らなければいけない自転車ですが、取材中も車道の右側を走る自転車の姿が。道路交通法に詳しい専門家に聞きました。 交通事故鑑定ラプターの中島博史さん: 「通行区分違反になりますので、反則金は6000円くらいになります」 徐行せずに本来走るべき車道の左側以外を走った場合は、反則金は6000円ほどになる見込みです。
車道を走っていた自転車が、赤信号を無視してそのまま歩道へ。複数の違反をしているように見えるケースでは…。