音響業界の関係者が基礎技術を競う「マイクケーブル8の字巻きグランプリ」ケーブルがねじれない「8の字巻き」とは?
大会の模様は
ATCホールに入ってすぐ、エスカレーター横の会場。大勢の観客が見守る中、黙々とコードを巻き続ける参加者たち。独特な雰囲気の中、競技は粛々と進行。戦いを制したのは、予選から勝ち上がった高木駿太郎さん。特に巻きの美しさが評価され、僅差での勝利を収めたチャンピオンに話を聞きました。 -優勝した喜びを 「後輩と一緒に出てたので、賞金でおいしいものを食べようと思います」 -普段どんな仕事を? 「映像、音響の施工をしています。マイクケーブル以外にLANケーブルやHDMIケーブルなども巻いてます」 -コンテストに向け特訓は? 「やろうと思いながら結局できなくて、今日ちょっと早めに来て20分くらい練習しました」 -あなたにとって「8の字巻き」とは? 「普通に当たり前のことではあるんですが、うーん、難しいな。そうですね、基礎だと思います」 仕事上で培われる、ローカルだけど大切な技術。普段目にすることのない8の字巻きという作業について掘り下げる、とても興味深いイベントでした。 (まいどなニュース特約・小嶋 あきら)
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