ドジャース・大谷翔平は祝賀会で英文スピーチ「本当に特別な瞬間。Congratulations Los Angeles」
【ロサンゼルス1日(日本時間2日)】米大リーグのワールドシリーズ(WS)を制覇したドジャースの優勝パレードが行われ、ドジャースタジアム到着後には祝賀会がスタートした。 大谷翔平投手(30)はナインとともにWS制覇を記念した白のキャップと黒のTシャツを着用し、球場中央の特設ステージに登壇。ロバーツ監督が選手を指名し、それぞれがスピーチした。大谷は英文で「This is so special moment for me.I am so honered to be here and to be a part of this team.Congratulations Los Angeles.Thank you fans(本当に特別な瞬間。ここに立つことができ、チームの一員になれたことは光栄です。ロサンゼルスおめでとう。ファンの皆さんありがとう)」と話すと、球場は大歓声に包まれた。山本由伸投手(26)も続けて「Thank you Dodgers fan!」と絶叫し、盛り上げた。 パレードではナインと家族はチームバス5台に乗り、ドジャースタジアムに向けて午前11時27分(日本時間2日午前3時27分)に出発。大谷は夫人の真美子さん、愛犬・デコピンと同乗し、デコピンは犬用の大谷ユニホームを着用していた。 大谷はバス上でインタビューを受け「壮観ですし、こんなに人がいると思っていなかったので圧倒されています」と語り、ファンの声援には「1年目からこうやって応援してもらって受け入れてもらって感謝していますし、チームとして最高の結果を出せて素晴らしい1年だったなと思います」と語った。 沿道はバスが見える範囲全てに人が詰めかけ群衆は大熱狂。紙吹雪、紙テープが派手にばらまかれるなど盛大に行われた。無数の警察バイクが先導し、中心街を経由。45分をかけ約1・6キロを行進する。ドジャースタジアムに到着後は祝賀会が開催される。 ドジャースは第120度目のWSでヤンキースを4勝1敗で下し、球団4年ぶり8度目のWS優勝を果たした。前回優勝時の2020年は、コロナ禍によりパレードは開催されなかった。1988年以来、36年ぶりに優勝パレードが実施され、早朝からパレードを一目見ようとファンが集結。抽選で祝賀会のチケットを手に入れたファンもドジャースタジアムに詰めかけた。球場のチームストアにはWSグッズなどを求め長蛇の列ができた。