うそ電話・SNS型詐欺 鹿児島県内被害 10月も2億円以上
鹿児島放送
うそ電話詐欺やSNSを使った詐欺があとを立ちません。県内では10月も2億円以上の被害が出ています。 県内でのうそ電話詐欺とSNS型詐欺の被害は、県警が確認できているだけで今年1月から10月末までに309件、被害総額はおよそ16億5000万円に上ります。 これまで県警などが注意を呼びかけていますが10月も新たに49件およそ2億4000万円の被害が出ています。 県警が26日公表したのは、うそ電話詐欺の手口です。 20代の男性は今年9月、携帯電話会社の社員を名乗る男から「あなたの携帯から静岡県警に迷惑メールが送られている」と言われました。その後、被害男性は警察官や検察官を名乗る人物からも電話で「逮捕されないためには保釈金が必要」などと言われ、3回にわたっておよそ1100万円をだまし取られました。 県警は警察官や検察官が現金の振り込みや送付を指示することはない。詐欺を疑い家族や警察に相談してほしいと注意を呼びかけています。