テン・ハフ監督、公式戦1カ月ぶりの勝利も「プレッシャーは常にある」
マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハフ監督は、1カ月ぶりの勝利を飾ったが、いまだプレッシャーを感じているようだ。ブレントフォード戦後に残したコメントをイギリス『TNT Sports』が伝えている。 マンチェスター・Uは現地時間19日、プレミアリーグ第8節ブレントフォードとの一戦に望んだ。前半終了間際にブレントフォードのイーサン・ピノックに先制点を許したものの、後半にアレハンドロ・ガルナチョとラスムス・ホイルンドのゴールで逆転勝利を飾った。 テン・ハフ監督は現在厳しい立場に置かれており、前節アストンヴィラ戦後には解任の可能性も報じられていた。ブレントフォードに勝利し、1カ月ぶりの勝ち星を祝うことになったが、テン・ハフ監督は気を緩ませることはないようで、次のように試合を振り返った。 「プレッシャーは常にある。我々はすべての試合に勝たなければならない。我々は(ブレントフォード先制の場面で)不当な扱いを受けたと感じたが、それを後半への原動力にした。前半もそうだが、特に後半のパフォーマンスは楽しかった」 「改めてこのチームには団結力と闘志があることを示せたと思う。そしてゴールを決めるという強い意志があった。我々は良いサッカーをし、正しいプレーをしていることを証明し始めた。(今までは)得点が足りず、決定力も十分ではなかったが、今日は素晴らしい2つのゴールを挙げたので満足している」 またテン・ハフ監督は右WGで起用したマーカス・ラッシュフォードのプレーを高く評価した。ラッシュフォードは同点弾となったガルナチョの得点を右から大外へのクロスでアシストしている。 「彼が多くのことを成し遂げられる能力を持っていることは全員が知っていると思う。このような姿勢を維持できれば、ポルト戦のように得点もできるだろう」 「そして今日のようにアシストもできるが、それは常に闘志と100パーセントの熱意が原動力となると思う。マーカスだけにあまり焦点を当てすぎずに、ピッチ全体に着目できれば前進できるチームになる思う。我々は今シーズン、進歩し、トロフィーを争えるいいチームになれるだろう」
SPOTV NEWS