熊本県内の路線バス 16日始発から全国交通系IC利用停止
熊本朝日放送
熊本県内の路線バスなどで、16日から全国交通系ICカードが利用できなくなります。 九州産交バスでは、15日朝、試験的に広告に活用をはじめる車内の手すりに、16日からの全国交通系ICカードの利用停止を伝えるステッカーを貼りました。 熊本県内のバス事業者5社は機器の更新費用削減を理由に全国交通系ICカードの機器の更新をせず、クレジットカードのタッチ決済などを新規に導入しますが、運用開始は3月上旬です。 16日の始発から機器が更新されるまでの約4カ月間の決済方法は現金かくまモンICカードに限られます。 九州産交バスによると、窓口でのくまモンICカードの販売枚数は去年の同じ時期と比べ約8倍に増加しているということです。 事業者5社でつくる共同経営推進室は、1日も早く機器更新を済ませ、決済方法を拡大したいとしています。