写真：現在FAとトゥヘル氏の代理人が交渉中のようだ

昨シーズンまでバイエルンを率いたトーマス・トゥヘル氏が現在、次期イングランド代表監督の最有力候補だという。イギリス『Sky Sports』が報じている。 【動画｜フィンランド vs イングランド】UEFAネーションズリーグ　試合ハイライト この夏に開催されたUEFA EURO 2024でイングランド代表は、準優勝に終わり、大会後にギャレス・サウスゲート前監督が退任した。現在はイングランドU－21代表を率いていたリー・カーズリー氏が暫定的に指揮を執っている。 『Sky Sports』は2週間前、イングランドサッカー協会（FA）からトゥヘル氏やユルゲン・クロップ氏、グレアム・ポッター氏など有力と言われる候補者に対しての正式アプローチはないと報じていたが、UEFAネーションズリーグのギリシャ代表戦で敗れたことを受けて、後任監督探しを加速させたという。そして同メディアは「トゥヘル氏がFAの第一候補」とし、現在はトゥヘル氏の代理人と交渉中と報じているが、細部を詰めるところまでは至っていないと伝えている。 加えてロブ・ドーセット記者は「FAのジョン・マクダーモットTD（テクニカルディレクター）がタイトル獲得経験のある監督を望んでいる」と語っており、チェルシーやパリ・サンジェルマン、バイエルンなどでの指揮を経験してきたトゥヘルが、その条件に合うと考えているようだ。 現在トゥヘル氏の他にも、マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督がイングランド代表の次期監督候補に挙げられているが、イギリス『Telegraph』は「現時点で最も可能性のあるシナリオは、グアルディオラ監督が1年の契約延長を交わすことだ」と報じている。