松本人志、ツッコミどころだらけの独占インタビューに批判殺到!「世間の空気を読み違えた」5つの発言
「人と違う」から「炎上させられる」わけではない
⑤<言葉狩り的に、ちょっと何かを言ったら炎上させられる。そもそも僕らなんて人と違うことを言う仕事なのに、今は「人と違うことを言うな!」と怒られる。(中略)本当におかしなことになっています。> これはふたつの意味で間違っています。 まず、『ワイドナショー』などで物議を醸した松本の発言の多くは、単純に認識が稚拙(ちせつ)であるとか、そもそもそのトピックを語るだけの情報や知識を持っていないことを指摘されていました。 そして、そのうえで松本の“過激”とされた発言も、「人と違う」というほどのユニークな視点ではなく、単に不勉強にあぐらをかいた暴論であることを視聴者が見抜いていたから「炎上させられ」ただけなのです。 とすると、この程度の認識で現在のテレビを嘆き、だから新しい笑いを独自のプラットフォームで展開するのだと意気込む松本人志が少し心配になってきます。 ========== 以上、今回のインタビューを読んだ筆者の率直な感想です。 久々に松本人志の言葉に触れて、皆さんはどう感じたでしょうか? <文/石黒隆之> 【石黒隆之】 音楽批評の他、スポーツ、エンタメ、政治について執筆。『新潮』『ユリイカ』等に音楽評論を寄稿。『Number』等でスポーツ取材の経験もあり。いつかストリートピアノで「お富さん」(春日八郎)を弾きたい。Twitter: @TakayukiIshigu4
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