國學院栃木ラグビー部が全国3位を全校に報告 「最高の仲間」笹本主将 「プライドかけて戦った」吉岡監督
全国高校ラグビー大会で3位に輝いた國學院栃木高校のラグビー部が10日、学校に凱旋し全校生徒に大会の結果を報告しました。 國學院栃木は全国高校ラグビー大会の準決勝で神奈川県代表の桐蔭学園と対戦しました。試合は前半リードするものの後半に力尽き、惜しくも3大会ぶりの決勝進出はなりませんでしたが全国3位の成績を収め、「國栃」の名前を轟かせました。 10日は、國學院栃木で始業式に続いて報告会が行われ、ラグビー部の吉岡肇監督と笹本直希主将が中学と高校の生徒約1200人を前に大会の結果を報告しました。 吉岡監督は「インフルエンザの流行もありこれ以上にプレッシャーを感じて臨んだ大会はなかった。國學院栃木の守備は『紺色の壁』。『紺色の血』が流れていると信じタックルした」と國栃のプライドをかけて戦った選手たちの健闘を称えました。また笹本主将は「後輩たちはこれで足せずに今後も頑張ると思う。応援よろしくお願いします」と思いを託しました。 また實島範朗校長は「笹本主将を中心に121人の結束と絆で勝ち取ったすばらしい結果」だと言葉を贈り、全国3位の表彰状を手渡しました。 吉岡肇監督:戦いを振り返って 「何位というより、このためにやってきた3年生主体のメンバーが存分に力を発揮して、國學院栃木のラグビーを全国に披露してくれた。その喜びでいっぱい」 笹本直希主将:どんな大会だったか? 「國栃のディフェンスを全国に知らしめるいい機会でしたし、自分たちの合言葉の『パッション』や自分たちの目標である『応援されるチーム』というのを存分に体現できた大会だった。(部員たちには)今までついてきてくれたことに感謝ですし、最高の仲間だと思っています」 10日はそのほか、「春高バレー」に出場し2回戦に進出したバレーボール部を代表して木下紗希キャプテンが「たくさんの方々に支えられたことに大変感謝しています」と全校生徒にお礼の言葉を述べました。
とちぎテレビ