【速報】大量得点でバーレーンを撃破。上田と守田の2ゴールずつに加え、小川のゴールで連勝スタートを飾る| 2026年W杯アジア最終予選
【サッカー日本代表・ニュース】サッカー日本代表は10日、2026年W杯アジア最終予選の第2戦でバーレーン代表と対戦した。
5日の中国戦からほとんど準備期間のないまま迎えた第2戦・バーレーン戦は敵地のゲームとなった。注目のスタメンは、中国戦から久保建英と鎌田大地が入れ替わっただけと大きな変更はなくスタート。超攻撃的な3バックを継続して、連勝スタートを目指した。 前半は簡単なゲームにはならなかった。両ワイドを起点に支配率でこそ上回る日本代表であったが、第1戦とは異なり押し込み続ける展開には持ち込めず。それでも、9分には三笘薫のクロスに堂安律が飛び込む形から決定機を作ったが、シュートはポストに嫌われ、先制点とはならなかった。 その直後にはヒヤリとするピンチを迎えるが、GK鈴木彩艶の落ち着いた対応でしのぐと、しばらくは一進一退の攻防が続く。ロングボールを主体としたバーレーンの攻撃には集中して対応しながらも、攻撃に移ったところではなかなかチャンスを作り出すまでには至らない時間が続いた。 それでも、日本代表が先制に成功する。遠藤航のスルーパスに抜け出した鎌田大地の折り返しが、エリア内でスライディングした相手DFの手に当たりPKを獲得。これを上田綺世が冷静に決め、37分に待望のゴールを奪った。 1点のリードを守るのではなく、追加点を奪いにいきたい日本代表は、後半開始から堂安に代わり伊東純也を投入すると、早々に2点目が生まれる。左サイドで三笘がボールを奪い返したところをきっかけに右サイドへ運び、早速、伊東がスプリント。その伊東の折り返しを上田が右足で豪快にねじ込んだ。 そして、61分には波状攻撃から3点目が生まれる。一度はボールを失いカウンターを受けそうになるが、すぐに奪い返すと、守田英正が右サイドへロングフィード。これを鎌田が収め再び守田に渡ると、上田とのワンツーからゴールに流し込んだ。 完全に集中力とバランスが切れてしまったバーレーン代表に対して、日本代表は攻撃の手を緩めない。64分には三笘の折り返しに再び守田が飛び込み、4点目を奪った。さらに81分には途中出場の二人で5点目をマーク。中村敬斗のシュートのこぼれ球を小川航基が頭で押し込んだ。 この後も、もう数点重ねてもおかしくなかったが、結局は5-0でタイムアップ。初戦を落とし苦しんだ前々回大会、前回大会とは対照的に2連勝を飾り、最高の形で最終予選のスタートを飾った。