難易度の高い“スライスライン”。シングルが考える「カップインの確率を高める」方法とは?【参上! ゴルファー応援隊】
パッティングで、フェースに乗るといってもイメージしにくいかも知れませんが、自宅の絨毯の上などで、ミドルアイアンやユーティリティー、もしくはチッパーなど20°以上ロフトのあるクラブでパッティングをしてみて下さい。 ボールはフェースを離れた直後、空中を飛び、着地してから転がっていくことでしょう。空中を飛ぶ「キャリー」が出たということは、しっかりフェース面にボールがとどまり、「フェースに乗った」状態ということになります。 できたらそのクラブでスライスラインのパッティングを試みて下さい。クラブを少し短く持ち、パターのストロークをします。この時、ハンドファーストに構えないこと。ソールを滑らせるようにそのクラブのロフトなりにインパクトすることがポイントです。 こうしてストロークすると、当然キャリーが出るため、スライス傾斜でもインパクト直後に右サイドに持っていかれることはありません。きっと驚くほど簡単にラインに乗ることを実感出来るかと思います。 そうしたクラブで感じがつかめたら、パターでも同じ感覚でストロークしてみて下さい。 ただし、ロフトの少ないパターでキャリーのイメージを出すには、アドレス時に上から見てフェース面がしっかり見えるように構えること。少し手元を右足寄りにおく、「ハンドレイド」の形になるかと思います。 その構えが出来たら、インパクトでも同じロフトでコンタクトします。これさえしっかり出来れば、スライスラインはだいぶラクになると思います。 ロフトを意識してフェースに乗せるイメージ。スライスラインが苦手という方は一度お試し頂けたらと思います。