大学生が考える「別所沼公園の“理想の姿”」/埼玉県
埼玉大学の学生が、インターンシップの一環で、地域にある別所沼公園の「理想的な姿」について、検討しました。 インターンシップは、埼玉大学とさいたま市、それにJT=日本たばこ産業が共同で企画しました。 日程は4日間で、学生はこれまでに公園でヒアリングを行うなどして、現状の課題について検討してきました。 教養学部1年の藤井蒼太さんは、現地で、子どもの母親や釣り人などから「ごみ自体は少ないものの、たばこがポイ捨てされていた」「遊具が少なくて遊べない」といった意見を聞いたということです。 最終日の14日は、市の担当者やJTの社員を前に、解決策を発表しました。 藤井さんが提案したのは「喫煙所やごみ箱の標識を増やすこと」や「ブランコなどの遊具を増やして人数制限なく遊べるようにすること」です。 発表を聞いた市の担当者は「ほかの公園の成功事例を一緒に挙げると、提案のアピール度が増す」などとアドバイスしていました。