ニトリの自宅で家具の試し置きができるAR+シミュレーションサービスの「スマホで簡単!3Dで試し置き」とは
ニトリはAR(拡張現実)を活用し、自宅で家具設置シミュレーションができるサービス「スマホで簡単!3Dで試し置き」を5月21日に開始した。アプリ不要で利用できる。
「スマホで簡単!3Dで試し置き」は自宅や店頭でも、気になる家具商品をARを通じて実寸大で確認することができる。ECサイト「ニトリネット」からアプリ不要で利用可能。商品は360度閲覧できる。 現在は約300アイテムに対応し、8月までには1000アイテムまで増やしていく予定。顧客からの「見たい商品が店頭になかった」「商品の大きさのイメージがわかりにくい」「家のコーディネートに合うかわからない」といった声に応える。 6月1日からは、間取り作成から家具設置までをバーチャルでシミュレーションできる「3Dインテリアシミュレーター」も始める。ARの試し置きサービスで作成した商品3Dモデルを活用し、バーチャルで部屋をコーディネートする。 「3Dインテリアシミュレーター」は、インテリア相談サービスにてニトリのインテリア専門スタッフが間取りから3Dで作成し、商品を配置してユーザーごとの理想の家具コーディネートプランの提案に活用する。
コーディネート提案は、ニトリの「インテリア相談サービス」から申し込める。「3Dインテリアシミュレーター」は今後、ユーザー自身が操作できる形式も開発を進めていくとしている。
「スマホで簡単!3Dで試し置き」と「3Dインテリアシミュレーター」は、家具・小売業界など向けにVR・ARアプリケーション開発のForgersが展開するソリューションを導入し実現。EC・カタログ向けAR・3D導入サービス「RITTAI」と、VR空間シミュレーションサービス「RITTAI ROOM」を導入した。