【オーストラリア】ケイアイスター不動産、VICで宅地追加取得
ケイアイスター不動産(埼玉県本庄市)は13日、オーストラリアの合弁会社マンコープ(MunCorp)が、ビクトリア(VIC)州メルボルン中心から北西にあるディーンサイド地区で合計106区画の住宅開発用地を取得したと発表した。同社はVIC州での用地取得を進めており、今回新たな大型プロジェクトに着手することで海外事業の成長をさらに加速する。 ケイアイスターのオーストラリア現地法人と地場開発マンジャック(Munjak)は、2023年5月にマンコープを設立していた。 マンコープはVIC州において、高品質ながら低価格なデザイン住宅を供給しており、地域のニーズに応え住居者の生活の質を高めるタウンハウスや土地開発に特化している。初回住宅購入者や住み替え(ダウンサイジング)、投資家など幅広い層が利用しやすい住宅の提供に注力しているという。 ケイアイスターはこれまでに、現地法人を通じメルボルン郊外での住宅開発に参画し、携わっている住宅供給棟数は累計で200棟以上に及ぶ。現在オーストラリアでは7カ所の開発プロジェクトが進行しており、その内4カ所の開発プロジェクトをマンコープが手がけている。 同社は、累計で600区画以上の用地確保を目指すとしている。