さまざまな機能を併せ持つ素材“Octa”を使用

　英国発祥のアウトドアブランド・カリマーから、機能素材“Octa（オクタ）”を使用したミドルレイヤーが登場しました。 【画像】「えっ！…」これが保温性と吸汗速乾性に優れたカリマーの軽量ミドルレイヤーです（25枚） 　ラインナップは「mountain（マウンテン）シリーズ」2型と、「thermal（サーマル）シリーズ」3型の計5アイテムです。

機能素材“Octa”を使用したカリマーのミドルレイヤー

　機能素材の“Octa”は、通常のポリエステル繊維に比べて重さが半分の軽量な中空ポリエステル繊維。8本の突起を放射線状に配列したタコ足型断面になっており、従来の中空糸を超える吸汗速乾・軽量・遮熱・断熱・かさ高など多彩な機能を備えています。 　新作のミドルレイヤーは、この“Octa”糸を使用した生地でつくられているのが特徴。その中で、各シリーズによって性質が若干異なるとカリマーインターナショナルの広報担当者は話します。 「『mountainシリーズ』には、“Octa”糸を使用し、表面がメッシュ、裏面が起毛構造になった素材を使用しています。吸汗速乾性に優れるのはもちろんのこと、軽量でありながら空気をたくさん含むことで、ほどよい保温性と高い通気性を持ち合わせています。 　一方の『thermalシリーズ』には、“Octa”糸を使用し、表面がフラットニット、裏面が特殊形状のループ構造になった素材を使用しています。吸汗速乾性に優れる上、高い保温性をキープしつつ、ほどよい通気性と軽量性を備えたストレッチ性の高いシリーズです」 ●保温性と吸汗速乾性を兼ね備えた5アイテムを展開 「mountainシリーズ」は、保温性と通気性のバランスがよく、軽量性に優れたミドルレイヤー。 　ラインナップは「ジップアップジャケット」と「クルーネックシャツ」の2型で、肌寒い季節の行動着に最適です。カラーはそれぞれLegion、Olive、Blackの3色展開しています。 「ジップアップジャケット」は、裾が丸みを帯びているため腰まわりをしっかり保温できます。サムホールつきで手首までカバーできるのもポイントです。 「クルーネックシャツ」は、首まわりがすっきりしているため、シャツやアウターとのレイヤードがしやすく、幅広いシーンで活躍します。こちらもサムホールつきで保温性もばっちりです。 　対する「thermalシリーズ」は、優れた保温性と速乾性、そして山行に最適なストレッチ性も兼ね備えたミドルレイヤー。 　抗菌防臭加工“Polygiene StayFresh”が施されており、イヤなニオイの発生を防ぎます。 　ラインナップは「フーディ」、「ハーフジップシャツ」、「クルーネックシャツ」の3型。カラーはいずれもFresh Grey、Midnight、Blackの3色を展開しています。 　3アイテムとも裾と袖口がニットバインダー仕様になっています。伸縮性に優れるため体にフィットして冷たい空気が衣服内に入り込むのを防げます。また、袖はサムホールつきで、気温が低いときの保温に活躍します。 ●製品仕様 ■mountain zip-up ・価格（消費税込）：1万1000円 ■mountain crew ・価格（消費税込）：9350円 ■thermal hoodie ・価格（消費税込）：1万8700円 ■thermal half-zip ・価格（消費税込）：1万6500円 ■thermal crew ・価格（消費税込）：1万2100円