亜熱帯の森を散策 奄美大島 三太郎峠歩こう会に75人参加
第25回三太郎峠歩こう会が25日、鹿児島県奄美市住用町であった。小雨が降るあいにくの天気となったが、町内外から、子どもから大人まで75人が参加。深い緑に覆われた亜熱帯の森でのウオーキングを楽しんだ。 住用地区子ども会育成連絡協議会、住用地区青年団などが主催する恒例行事で、子ども会のボランティアで三太郎峠のごみ拾いをしていたのが始まり。 この日のコースは、東城小中学校体育館を出発し、旧国道を住用公民館まで歩く約12キロ。参加者は道端のヒカゲヘゴやクワズイモなど亜熱帯の植物や、同行者との会話を楽しみながら、思い思いのペースで歩を進めた。コースを走る参加者の姿もあった。 友人と一緒に参加した東城小学校の児童(12)は「疲れたけど、みんなと仲良く楽しく話をしながら歩けてよかった。次も参加したい」と笑顔を見せた。 ゴール後はヤギ汁と鶏飯が振る舞われ、参加者は舌鼓を打ちながら、心地よい疲れを癒やしていた。