小関裕太“大葉”に「最高の当て馬」「当て馬オブザイヤー」と反響<あのクズを殴ってやりたいんだ 最終回>
奈緒が主演、Kis-My-Ft2・玉森裕太が共演する火曜ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)の第10話が12月10日に放送され、最終回を迎えた。ほこ美(奈緒)を巡って海里(玉森)のライバルだった大葉(小関裕太)にも反響があった。(以下、ネタバレを含みます) 【写真】試合直後のほこ美(奈緒)と海里(玉森裕太)がおでこコツン ■完全オリジナルで描くガチンコボクシングラブコメディー 同ドラマの主人公は、結婚目前に“クズ”な彼氏の浮気が発覚して破局。そんな人生どん底のタイミングで金髪の謎の男に出会い、それをきっかけに「もうクズな男に泣かされるのは嫌だ!」と自分を変えるためボクシングを始めることに。ボクシングも恋愛も、痛くても立ち向かいぶつかり合う、ボクシングラブコメディーとなる。 奈緒は、真面目で真っ直ぐな性格の持ち主で、市役所に勤務する29歳の主人公・佐藤ほこ美を、玉森は、昼はカメラマンとして働き、夜はバーテンダーのアルバイトをしている金髪の男・葛谷海里を演じる。 ■ほこ美の背中を押す大葉 ほこ美のことがずっと好きで、「いい人」と視聴者ファンを増やしてきた大葉は、最後までその姿勢を貫き、ますますファンを魅了することに。 「ほっこーのことよろしくお願いします」と言って姿を消してしまった海里とのことを心配し、ほこ美の元を訪れた大葉。 海里を恨んでいた悟(倉悠貴)が、ほこ美のスパーリング相手を強い選手にすることを仕組んだことで、ほこ美をこれ以上危険な目に遭わせないために海里が何もかもを捨てていなくなってしまったのだと教えた。 そして、「なんで葛谷さんが、こんなに苦しまなくちゃならないんだ。でも、俺の言葉じゃ葛谷さんの気持ちは動かない。佐藤じゃなきゃ。あのクズを殴るのはお前しかいないだろ」とほこ美の背中を押した。 ほこ美を巡って海里に宣戦布告をした大葉だが、海里の写真が好きで仕事を紹介する優しさもあった。SNSには、「大葉先輩、良い人過ぎる」「大葉さん最後まで優しかった」「最高の当て馬」「当て馬オブザイヤー受賞です」などの反響があった。 ■大葉に新たな恋!? “優しい、いい人”というだけじゃない、心の中にはモヤモヤも抱えているところが正直で、リアルだった。 ほこ美の背中を押した後、ほこ美が通うボクシングジムを訪れて、トレーナーのゆい(岡崎紗絵)に頼んでサンドバッグを叩かせてもらいながら、「心から応援してあげたいのに、情けないです!クズです…」と胸の内をさらけ出したのだ。 「典型的な当て馬すぎて絶対幸せになってほしい」。終盤、そんな視聴者からの願いがかないそうな予感がする場面が。 ほこ美が試合に勝利し、海里ともよりを戻して歩み出した一方で、大葉はボクシングジムに入会。縄跳びをしているところに声をかけてきたゆいに、「もっと知りたいんです、ボクシングのこと、ゆいさんのこと」と口にしたのだ。 ゆいは海里のことがずっと好きで告白したが、気持ちを伝えられただけでいいと、ほこ美とのことを応援していた。いわば“同志”のような感じでもあり、身近過ぎるという意見もあるかもしれないが、これまでに描かれたゆいと大葉が、次第に会話が弾むようになっていった様子は、お似合いかもしれないという雰囲気があった。 そこにきての大葉の“告白”に近い言葉。ゆいが1トーン高い声で「えっ」と驚いたのは、かわいかった。そんな恋が始まりそうな2人のスピンオフを望む声も上がった。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部