<おむすび>第4週は姉の帰還で一気に展開「世界が次々と広がっていく」 これまでの“回収”と今後の展開に自信 制作統括&演出が語る見どころ
「糸島フェスティバルの撮影では、地元のおよそ300人の方々にエキストラとしてご参加いただきました。本当に地域の皆さんのご協力あってこその朝ドラだなと痛感しながらの撮影でした。キャストの皆さんも、参加してくださった糸島の方々の熱気にかなり感動していましたし、その熱気でとてもいいシーンになったなと思っております。そこをぜひ見ていただけたらうれしいです」
今後の展開について、宇佐川さんは「これまでじっくりと結の心情を描いてきました。その中でまいた種が、姉の帰還である第4週を機に、一気に変化していきます。結が自ら積極的に動きはじめるに従い、展開も大きくなっていきます」といい、「ちなみに、今後は結の過去が明かされ、そして阪神淡路大震災、姉が“伝説のギャルになった真相”、さらには栄養士の道も見えてくるなど、世界が次々と広がっていきます」と明かす。
最後に「第1回(9月30日放送)の冒頭で描かれた、結が“ネクタイを緩めるしぐさ”、結の『おいしいもん食べるとちょっとは悲しいこと忘れられるけん』という口癖、米田家の過去と呪いなど……『こういうことだったのか』と、気付くことも多数出てくると思います。ここから見ても十分に楽しめますが、第1週から見ていた方は、より豊かな『おむすび』の世界を感じてもらえると思います。“連続テレビ小説”だからこそできる、半年間をフルに生かした物語をお届けしたいと思っております。ぜひこれからも結の物語を楽しんでいただけましたら幸いです」と呼びかけた。