20年ぶりの白星、公式戦初勝利! サンマリノを救ったのは19歳FW、20年前と同じリヒテンシュタインを下す歴史的勝利【UNL】
20年間続いた未勝利がついにストップする快挙が起こった。 悲願の勝利を手繰り寄せたのは19歳のMFニッコ・センソリ。サンマリノ代表に久々の勝利を届けた。 【動画】歓喜大爆発!サンマリノ、20年ぶりの白星の瞬間 5日、UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25のリーグD・グループ1でリヒテンシュタイン代表とホームで対戦したサンマリノ。“史上最悪の国”というレッテルも貼られているチームが、奇跡を起こした。 最後にサンマリノが勝利したのは20年前。2004年4月にリヒテンシュタイン代表相手に1-0で勝利したのを最後に、206試合で196敗を喫していた。 今年3月には当時のFIFAランキング147位のセントクリストファー・ネイビスと対戦し、20年ぶりの勝利が期待されたが、1分け1敗。それでも1年半ぶりに引き分けることができていた。 FIFAランキング210位のチームは、奇しくも20年前に勝利したリヒテンシュタイン(199位)を相手に再び勝利。ゴールを決めたのは、昨シーズンまではセリエDのサンジュリアーノ・シティに所属しており、今季はカンピオナート・サンマリネーゼ(サンマリノ1部)のサンマリノ・アカデミーでプレーするニッコ・センソリだった。 0-0のこう着状態のまま試合が進んだ中、53分にボックス内への浮き球のパスを送ると、GKが前に飛び出したところで裏を狙ったニッコ・センソリがわずかに先に触りループシュートに。これが決まり、歓喜の渦を巻き起こすことに。その後は、この1点をまさに死守し、歴史的な勝利を収めた。 なお、これまでの勝利は親善試合のみで、公式戦に関しては歴史上初勝利。国を救ったセンソリは代表4試合目で嬉しい初ゴールとなった。
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