維新ならどうする?日本維新の会共同代表・吉村洋文氏が自民党の裏金問題を斬る!選挙ドットコムちゃんねるまとめ
YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。 2024年1月28日に公開された動画ではゲストに日本維新の会・共同代表の吉村洋文氏をお招きし、政治刷新本部と維新の党勢拡大について語っていただきました。 政治とカネの問題をなくすためにするべきこととは? 【このトピックのポイント】 ・裏金問題で最初にするべきなのはこれまでの金の動きを調査し公開すること ・政治とカネの問題をなくすには政治資金のあり方を民間目線で再構築するべき ・大阪以外での党勢拡大には政党の価値観や行動原理を伝えていくことが重要
吉村氏のプロフィールは以下の通りです。 橋下徹氏から市長の後継指名をされたときのことを問うと、実は2014年の衆院選の前に一度打診があったとのこと。 その時、大阪都構想が公明党の反対で行き詰まり、橋下氏は「俺は市長を辞めて公明党の選挙区に出る。一生出続けてそのためだけに生きていく」と吉村氏に後継を託したそうです。 結局、橋下氏の衆院選出馬の話は流れましたが、吉村氏は当時のことを「おかしい人や(と思った)」と振り返り、笑いを誘いました。
今回は以下の質問からいくつかピックアップして吉村氏に回答していただきました。
自民党刷新本部 維新ならどうする?
自民党は派閥の政治資金パーティーを巡る裏金問題を受けた政治刷新本部を設置。1月17日には有識者7人から意見聴取を行い、外部専門家による収支報告書の監査や、デジタル化の導入などが提案されました。 吉村氏は政治刷新本部の動きについて、「最初にやらなきゃいけないのは(中略)自民党の中にどれだけ裏金を作って、どれだけおかしなお金の使い方をして、その人が誰なんですか。ここを刷新しないといけない。ここの調査をやるべき」とコメント。 政治資金パーティー継続の可否やデジタル化、派閥の解消はその後に話すべき論点であると語りました。
MC鈴木邦和「どうして自民党はそれができないんだと思われますか?」 吉村氏「自民党に染み付いた政治のやり方だからだと思いますね。僕の方が異質かもしれないですね、永田町の感覚からすると」 この構造の根幹には、議院内閣制があると吉村氏はコメント。知事や市長は有権者が選ぶため、思い切った発信や改革ができる一方で、首相を選ぶのは議員です。だからこそ、議員や派閥に配慮した議論になる傾向があると考えているようです。 吉村氏「それを全部振り切るくらいのことができなかったら、日本の改革なんてできないと思うんですけどね」