維新ならどうする?日本維新の会共同代表・吉村洋文氏が自民党の裏金問題を斬る!選挙ドットコムちゃんねるまとめ
では、政治とカネの問題を根本からなくすにはどうすればいいのでしょうか。MC鈴木が問うと、吉村氏は「民間基準でやること、納税者目線でやること」と回答します。 政治資金について、民間とは感覚の異なる制度が出来上がってしまっていることが問題であるとし、「経費なのに領収書がいらない、お金が入っているのに非課税、帳簿は適当でいい、後で謝罪すれば済む。こんなの民間にないですよね」とバッサリ。 文書交通費や政務活動費が税金であることを認識し、1円単位で記録するという民間なら当たり前の運用をすることが必要だと提起しました。 吉村氏「政治資金のあり方の発想を転換すべきだと僕は思います。納税者の目線に立ったらどうなるかっていうので再構築するべきじゃないかと」
大阪以外への党勢拡大 課題は?
大阪では無双の強さを誇る維新。大阪以外でもじわじわと党勢を拡大しています。その課題について問うと、吉村氏は政党の方向性を伝えることが重要だと語ります。 大阪や近隣のエリアではこれまでの大阪での実績が見えるのに対し、大阪から離れるとそれが伝わりにくく、実績面でアピールすることは難しくなると吉村氏は説明。 それを踏まえ、支持拡大のためには個々の政策を訴えるのではなく、政党の方向性や価値観といったコアな部分を伝えていくことが重要だと語りました。 維新は高齢化社会の中で現役世代の活躍が不可欠だと考え「現役世代の重点投資」に取り組んでいます。そのことが有権者に伝わる行動や主張を続けることが支持の拡大につながるとし、「政策はその後についてくる話」とコメントしました。
維新の党勢拡大と言えば、京都市長選挙で維新が村山祥栄氏の推薦を取り消すということがありました。 吉村氏「本当に残念無念という気持ちが強いです」 吉村氏は、京都の市政について「本当に古くてしがらみだらけ」と指摘。財政状況が悪く人口も減っており、「力のある街なのに政治が古いから全然発揮できていない」とコメントします。 今回の村山氏推薦には、その古い政治を正し、京都を強くすることで日本の成長につなげるという思いがあったようです。吉村氏も自身のスケジュールを調整し、選挙応援に多くの時間を割く予定であったことを明かしました。