<齋藤潤>「9ボーダー」川口春奈ら3姉妹の弟役 途中から参加「いい意味で違和感を持ちながらお芝居ができた」
俳優の川口春奈さんが主演を務める連続ドラマ「9ボーダー」(TBS系、金曜午後10時)。5月24日に放送された第6話では、七苗(川口さん)、六月(木南晴夏さん)、八海(畑芽育さん)の3姉妹の実家の銭湯「おおば湯」に“謎の少年”が訪ねてきた。少年は、3姉妹の弟、品川九吾だと明らかになったが、九吾を演じる16歳の齋藤潤さんに、撮影現場で感じたことや、共演者とのエピソードなどを聞いた。 【写真特集】5月31日放送の第7話ではさらに九吾の素顔が明らかに! “家族”との場面カットも
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--九吾は物語中盤からの登場となりますが、3姉妹らと共演していかがでしたか?
すでに皆さんの関係性が完成されている中に自分が入った映像を見ると、「これで大丈夫なのかな?」と少し不安になりました。でも、九吾は3姉妹に反感を持っている役柄だったので、良い意味で違和感を持ちながらお芝居ができたと思います。
現場はとても温かい雰囲気です。川口さんはカメラが回ってないとき、ずっと「カワイイね!」「ちゃんと食べてる?」などと言ってくださったりして、可愛がっていただいています。すごくありがたいです。
(九吾の父である五郎役の)高橋克実さんは休憩時間に、昔の撮影現場のエピソードを教えてくれました。あとは昔の銭湯の値段とかも。いろいろお話も聞いてくださって、本当に“頼れるお父さん”みたいな方です。他の方たちにもとても優しく話しかけていただいているので、これから大庭家になじんでいけるよう、頑張って演じていきたいです。
--クランクインのときの心境は?
自分一人だけのシーンで、まだ「9ボーダー」に出演しているという感覚はありませんでした。でも、セットでの撮影が始まり、やっとこの作品に関わっているという実感が湧きました(笑い)。
居間のセットはとても広くて撮影のセッティングをしている間も、皆さん居間にいることが多いんです。こだわりのセットだと聞いてはいましたが、誰もが居たくなる居心地の良さというものを僕も感じました。