アル・アハリ、まもなくレアルにヴィニシウス獲得オファー提示へ…選手関係者は5年総額1600億円の待遇に「しっかり検討する必要ある」 | ラ・リーガ
サウジアラビアのアル・アハリは、どうやらレアル・マドリードFWヴィニシウス・ジュニオールの獲得を真剣に狙っているようだ。スペイン『マルカ』が報じている。 アル・アハリはヴィニシウスに対して、5年総額で10億ユーロ(約1600億円)のオファーを提示したとされている。さらにレアル・マドリードにもすでにコンタクトを取ったようだが、同クラブに移籍金額について交渉する考えはなく、違約金10億ユーロの支払いだけを求められたとのことだ。 アル・アハリに違約金10億ユーロを支払う気はないようだが、しかし移籍金としてヴィニシウスの市場価値を上回る2億ユーロ前後(約320億円)を提示する考えはある模様。近日中にも、レアル・マドリードに対して正式な獲得オファーを提示することが見込まれているようだ。 もちろん、アル・アハリがたとえレアル・マドリードに獲得オファーを提示しても、選手の同意がなければ移籍は成立しない。ヴィニシウスおよびその関係者は、アル・アハリから年俸額(ちなみにマドリーで受け取る年俸額はグロスで2000万ユーロ、約32億円)と“凄まじいプロジェクト”を提示されただけで、交渉は初期段階にあるという。ただ関係者は5年総額で10億ユーロという破格の待遇から「しっかり検討しなくては」と話しているようだ。 『マルカ』はまた、レアル・マドリードが今回のアル・アハリの動きを受けて、「将来ヴィニシウスに再び迷いが生じる」ことを防ぐべく、契約内容を見直す可能性があるとも記している。