なでしこ最年少、18歳・古賀塔子が残した確かな爪痕「対人守備では特徴を出せた」
パリオリンピック2024(パリ五輪)の戦いを終えたなでしこジャパンが帰国し、取材対応を行った。 チーム最年少の18歳・古賀塔子(フェイエノールト)は、準々決勝アメリカ女子代表戦を含む3試合に先発出場。「攻撃面ではまだまだでしたけど、対人守備では自分の特徴を出せた」と胸を張った。中でもハイライトは劇的な逆転勝利を飾ったブラジル女子代表戦。「あの逆転勝利はすごかったです。2試合目で負けていたら分からなかったので、勝ち切れて良かった」と改めて振り返った。 古賀は昨年11月にサンパウロで行われたブラジル戦でなでしこジャパンデビューを飾った。以降もコンスタントに招集され、今大会は堂々の本大会メンバー入り。「接戦が続く中、一つひとつのプレーが大事だと思いました。そういった難しさや緊張感があった」と明かした。 2026年には奪還を目指す女子アジアカップ、27年にFIFA女子ワールドカップ、そして28年にはロサンゼルス五輪とビッグトーナメントが続いていく。「この年齢ですごい舞台に立てたことは嬉しいですけど、まだまだ課題ばかり。次出た時はもっといいプレーができるように、これから積み上げていきたい」と今後を見据えた。
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