中国・準絶滅危惧種「コブハクチョウ」の個体数が河南省の湖で順調に増加中
【東方新報】コブハクチョウの群れが、中国中部の河南省(Henan)鄭州市(Zhengzhou)の「北龍湖湿地公園(Beilong Lake Wetland Park)」で優雅に遊ぶ姿が見られ、人間と自然の美しい調和を感じさせる風景だ。 準絶滅危惧種(国家二級重点保護野生動物)であるコブハクチョウ(Mute Swan)が2019年からここに棲むようになり、その後も定住する個体数が増加している。今年コブハクチョウの個体数は100羽を超えると予想されている。 コブハクチョウの個体数増加は、地元政府が人と自然の調和を特徴とする美しい都市開発を推進している効果の一つであるかも知れない。地元政府の取り組みには都市生態水系や人工湿地帯の建設が含まれ、多様な動物の生息域が広がりつつあるという。(c)東方新報/AFPBB News ※「東方新報」は、1995年に日本で創刊された中国語の新聞です。