【サニックスワールドラグビーユース交流大会2024】1位~4位トーナメントに大阪桐蔭、桐蔭学園が進出。NZと豪州の強豪に挑む
肌寒い一日だった。雨も降った。それでも選手たちは元気。好ゲームと好プレーがいくつもあった。 5月1日(水)『サニックスワールドラグビーユース交流大会2024』の3日目がおこなわれ、プールステージが終了した。 5月3日(金)からは順位決定トーナメントが始まる。 頂点が争われる1位~4位決定トーナメントには、3日目にジェングオ ハイスクール(台湾)を39-3で破ったセント オーガスティンズ カレッジ(オーストラリア)と、ジェスイット ハイスクールを73-0と一蹴したサウスランド ボーイズ ハイスクール(NZ)に加え、大阪桐蔭と桐蔭学園が進出した。 大阪桐蔭はこの日、大分東明に27-7と勝利してプールステージを全勝で終えた。 6分過ぎに先制トライを挙げたものの、前半は12-7と競る展開。しかし、後半にPGで加点した後、2 トライを追加して差を開いた。
桐蔭学園は30-14のスコアで御所実に勝ち、こちらも3勝目。プールBの1位となった。 先制トライを許した桐蔭学園は、前半13分に7-7と追いつく。前半を12-7とリードした。 後半は4分にトライを挙げてリードを広げ、最終的に1T2PGを追加した。 1位~4位トーナメントの準決勝では、次の2試合がおこなわれる。 ◆サウスランド ボーイズ ハイスクール ◆セント オーガスティンズ カレッジ×桐蔭学園 大会3日目は、日本勢同士の対戦が熱かった。 プールCの2位争い、石見智翠館×東海大相模は、前半に22点を奪った東海大相模が逃げ切った。ファイナルスコアは22-20だった。 勝者は前半、キックのバリエーションも多く、うまくエリアを取った。先制点もキックで敵陣深くに入った後に奪う。 PGで5-3と迫られても、落ち着いてゲームを進めた。 得意のモールが威力を発揮したのは11分。FWが力強く前に出て、FL田所壮心がインゴールにボールを置く。14分にはNO8藤久保陸のディフェンス突破を活かし、HO金澤壱樹がトライを奪った。 24分にはターンオーバーから素早く切り替え、WTB福岡遼がキックを巧みに使い、仕留めた。22-0としてハーフタイムに入った。 後半に入り、石見智翠館も本来の力を発揮する。4分にWTB久住誓蓮が好ステップでトライを奪うとチームに勢いが出た。 NO8祝原久温がビッグゲインしたのは16分。その攻撃を継続してトライを追加。祝原は試合終了間際にもスクラムからトライを奪うも、2点差に泣いた。