J1神戸がJ3富山に勝利し、天皇杯3回戦進出 貴重な先制ゴールのFW宮代「一度負けた相手に負けるわけにはいかない」
天皇杯全日本選手権2回戦(12日、神戸2-0富山、ノエビアスタジアムほか)J1神戸のFW宮代大聖(24)がチームを勝利に導く先取点を奪い、3回戦進出に貢献した。 「全体として集中を切らさずに90分できたので、勝利につながったと思います」 前半15分だ。右サイドでMF飯野が好機を作ると、敵陣深くから出されたパスを宮代がトラップしながらターン。相手選手のマークを外し、左足でゴールネットを揺らした。 「(飯野)ナナ(七聖)くんがいいボールをくれたので、狙い通りでした」 後半15分にはスピードを生かしてMFパトリッキが追加点。神戸としてはJ3富山は5月22日のルヴァン杯3回戦で1|1(PK4|5)とPK戦の末、敗れていた相手なだけに、宮代は「大会は違いますけど、一度負けた相手に負けるわけにはいかないと気合が入っていました」と吐露。昨季のJ1王者として意地を見せた。