「気持ち悪いよね、私の外見」摂食障害公表の元朝ドラヒロインが明かした苦悩「悔しい、悲しい、治したい」
12月3日、俳優の遠野なぎこ(44)が、摂食障害の苦悩を明かした。 6歳で子役としてデビューした遠野。演技力が評価され、大河ドラマ『八代将軍吉宗』や、人気ドラマ『未成年』などに出演。さらに、‘99年にはNHK朝の連続テレビ小説『すずらん』でヒロイン・常盤萌を演じた。 【写真あり】「気持ち悪いよね、私の外見」苦悩を明かした摂食障害公表の元朝ドラヒロイン しかし、その陰では母から虐待を受けていたという。さらに、母から「吐けば太らないのよ」と教えられたことをきっかけに、15歳で摂食障害を患った。 現在、遠野はテレビ番組などで活躍しながら、その闘病の様子をInstagramで明かしている。 12月3日の投稿で遠野は友人とのツーショットを公開すると《『“何だか、ゾンビみたい…”』》と切り出し、苦悩をこう綴った。 《気持ち悪いよね、私の外見。分かってるの、自覚してるの。お友達との写真を改めて見直したら…ちょっと正直、気持ち悪い。どう頑張っても、増えない体重。これでも、一生懸命食べようとはしているんだ。食べる事が大好き。お料理も大好き。だからこそ、気持ちが沈む》 投稿に《#遠野なぎこ #摂食障害 #悔しい #悲しい #治したい #必ず #もう嫌だ》というハッシュタグをつけていた遠野。そののち、気持ちがどんどんふさがっていったようで、遠野は同日の別投稿で《あと、4Kg増やせればお医者様的にはOKなの。なのに、何故増えないこの体重。毎日、ただただ泣きそうだ》といい、その次の投稿では《“わざとカロリーの低い食べ物ばかり選んでいる”、時々そんな風に言われるのですが…それは全力で否定します》《私の場合、お刺身や銀杏やらトマトやらを選んでいるのは…ただの好みの問題》とコメント。さらに《誤解しないで下さい。食べる事は大好きなのです。ただ、今の私の状態はどうしても通常の食事量が胃に入らないだけ。あまり言われると、心の扉がどんどん…》と述べていた。 そんな遠野に、実は波乱が訪れていたようだ。4日、《『“闘いの2日間”…』。キツかった》と綴った遠野は、こう明かした。 《何か食べ合わせが悪かったのか、単純に胃が弱っていたのか…吐き気が止まらない2日間でした。お水も吐き気止めも戻してしまうから、ひたすら耐えていました。今日はインフルエンザの予防接種と、頭のおハゲちゃんの診察の予約を入れていたのだけど…病院に迷惑をかけてしまいそうだなと思い来週に延期して頂きました》 ■“壮絶な闘い”から復活!「よく頑張ったね」とエールが それでも愛猫・愁くんの世話をしていたといい、《こういう時、“命への責任”を感じるよね。体調が悪くたって、寝てばかりはいられない。愁くんの不安を取り除いてあげなきゃいけないから、誘われれば一緒に遊んだり》と述べた。そして《しっかし、キツかった。だいぶ復活してきたからミカンでも食べようか。一睡も出来なかったから、今夜こそしっかりと眠りたい》と綴った。 吐き気の発作に二日も耐えていたものの回復の兆しを見せていた遠野。さらに5日、《『やったー、復活!!』》と述べると、《昨夜は0時前にはちゃんと眠りに入れました!!お薬も効く日と効かない日があるからね、ホッと一安心!!で、目が覚めて…めちゃくちゃスッキリ!!飲み物を飲んでも吐き気ゼロ!!》と喜びを明かした。 そして《元気を取り戻すって最高だね 今日は無理のない程度に家事もしたいし、愁くんの爪も伸びてきたからカットしてあげたい。朝早くからゴメンね 2日間苦し過ぎたから、めちゃくちゃこのスッキリ感が幸せで》と喜びを爆発させた。 別の投稿ではお粥を食べることや、シャワーを浴びることができるようになったと報告。《吐き戻しも一日中無し。『今ならいける!!』という自分のタイミングを狙って、行動しています》と前向きに綴っている遠野。一波乱あったものの回復したその姿に、コメント欄ではエールが相次いでいる。 《調子が良くて何よりです。でも本当に無理しないでくださいね。少しずつ前に進んでいきましょう》 《スゴイ!!よく頑張ったね、なぎちゃん!》 《一つ一つ出来ることを、増やしていけば良いのですよ 完璧な人間なんていないのよ!!お粥食べれて、よかったわ》