「M-1グランプリ」でママタルトがコメントした場面を再現するダイヤモンド

ダイヤモンド主催の「ダイヤモンドno寄席」が1月2日（木）に東京・ヨシモト∞ドーム ステージIで開催された。2年連続で配信チケット1万枚超えを記録している「ダイヤモンドno寄席」は、お笑いファンの知的好奇心をくすぐるようなネタが満載の人気公演。ダイヤモンドは1月27日をもって解散することを先日発表しており、ステージに登場したダイヤモンドは今回が最終回だと述べたあと「この空気、シャレになってないじゃーん！」「えー？」とダンビラムーチョのお決まりフレーズで沸かせた。 【写真】本物のマッスルオペラちゃん 出演メンバーの令和ロマン、Aマッソ、真空ジェシカ、ママタルトもこの年末年始のお笑い番組で話題になったネタや話題にはなっていないネタ、そしてダイヤモンドへのオマージュを織り交ぜながらこの日限りの漫才を披露。令和ロマンは「ダイヤモンドを終わらせよう」というくるまにケムリが「終わらせるなよ！ 勝手に終わっていくんだよ」と返し、くるまが「なんだそのウーチャカ（爆笑問題・田中）みたいなツッコミは。火に油を注ぐな（笑）」とツッコみ返す。 ダイヤモンド野澤輸出の仕切りによる「お笑い大喜利」のコーナーでもお笑い好きならピンと来るだろう言葉が飛び交い、すべてをチェックしきれていなかったツッコミ役のガクが「もうクイズじゃん……」とお手上げ状態に。お笑い番組に留まらず、XやCM、アイドル界の騒動など、メンバーが駆使するボケの元ネタは多岐にわたった。また、「この先生、未来から来たな。なぜわかった？」というお題では、野澤の「フューチャー先生」という答えに観客の1人から「ああ～」となぜか納得の声が上がり、ガクが「1人だけ理解できた人がいる。未来から来た客だ（笑）」と驚いて笑いを誘うファインプレーも。 終盤には「おもしろ荘」（日本テレビ）に登場したマッスルオペラちゃんに扮したママタルト檜原が場を荒らし始め、さらに混沌を極めるステージ。すると突然、野澤が「うるせー！」と武器を取り出し、緊迫した展開へ。暗転すると、ダイヤモンド結成時を辿る音声が流れ、会場はエモーショナルな空気に包まれていった。再びライトが灯り、そこには黒シャツを少しはだけさせ、スタンドマイクを握っているガクの姿が。決して技量が高いわけではないが魂のこもった「風に吹かれて」が熱唱され、感傷的な雰囲気が漂う。歌唱が終わるとダイヤモンドの2人も舞台上に現れたが、観客の意表を突くような方法でこの公演に幕を下ろしてみせた。 FANY Online Ticketにて1月9日（木）までアーカイブ配信。 ■ 「ダイヤモンドno寄席」アーカイブ配信 販売期間：1月9日（木）12:00まで 視聴期間：1月9日（木）23:59まで 料金：1500円 ＜出演者＞ ダイヤモンド / 令和ロマン / Aマッソ / 真空ジェシカ / ママタルト