70代女性が現金約600万円の詐欺被害 警察官名乗る男らからうその電話 岐阜北警察署
岐阜市に住む70代の女性が、警察官を名乗る男らからのうその電話でキャッシュカード3枚をだまし取られ、現金約600万円を引き出される詐欺被害に遭いました。 警察によりますと12月12日、岐阜市に住む無職の70代女性の自宅に電気通信事業者を名乗る女から「未納料金がある」などと電話がありました。 その後、警察官や銀行協会を名乗る男から「捜査中の事件で犯人を捕まえた」「保険証やキャッシュカードが不正に使われている」「一度確認に伺う」などと電話で伝えられました。 話を信じた女性は、自宅を訪れた警察官を名乗る男の指示に従いキャッシュカード3枚を封筒に入れました。そして、封筒に押す印鑑を取りに行っている隙に別の封筒にすり替えられ、カードを盗まれたということです。 女性が後日、封筒の中身を確認したところ何も入っていなかったことから、16日に警察に相談したということです。 女性の口座からは計約600万円が引き出されていました。 警察が特殊詐欺事件として捜査しています。