「こち亀」日暮なぜ?五輪じゃないのに登場 4日発売ジャンプで 五輪ない年に目覚めるのは3回目
1976年から続く人気漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)」で、夏季五輪のたびに描かれる“伝説のエスパー警官”日暮熟睡男(ひぐらし・ねるお)が、なぜか五輪イヤーと関係のない、きょう4日発売の週刊少年ジャンプ(集英社)に登場する。 同誌で連載中で沼駿氏の「超巡!超条先輩」と、警官コメディーのコラボ企画。 日暮は、目覚めれば超能力で難事件を解決するが、4年間の睡眠が必要な体質という設定。起床は基本的には80年モスクワ大会から夏季五輪周期と一致している。だが、2020年の東京五輪が新型コロナウイルス禍で延期され、翌21年の開催時にも起こされたことで睡眠サイクルに狂いが生じた可能性もある。昨夏のパリ五輪も“日暮登場回”にはなったものの、意外な展開でファンを驚かせた。 夏季五輪どころか冬季五輪にも関係ない2025年のこの時期になぜ登場なのか? 過去には84年ロス五輪と、88年ソウル五輪の間にあたる86年、主人公の両津勘吉が年をごまかして起こしたこともあった。五輪のない年に起きるのは3回目となるが、今回はどのような設定か注目される。 こち亀は40年の節目となった2016年9月に週刊連載を終えたが、その後も読み切り作品を発表し続けている。 なお同誌では3月東京・亀有にオープ予定の「こち亀記念館」の紹介も掲載されている。