韓国・白昼の歯科病院で爆発、95人が緊急避難…容疑者逮捕、手製爆弾か
【08月28日 KOREA WAVE】韓国光州の歯科病院で白昼、手製の爆発物とみられる爆発事故が発生し、市民に恐怖をもたらした。人的被害はなく、警察は手製爆弾を製作した疑いで容疑者を逮捕した。 爆発は22日午後1時14分ごろ、光州市西区のある建物3階に位置する歯科病院で起こった。 目撃者によれば、「ボン」という音が連続して聞こえ、建物が揺れるほどの騒音が発生したという。歯科病院では、スプリンクラーが作動して水が噴き出し、サイレンとともに95人が緊急避難した。 4階の韓方病院で診療を受けていた30代の患者は「階段にはまるで雨が降るように水が大量に流れていた。5~6階が病室だが、5階まで爆発音が聞こえた。女性患者たちの悲鳴もあちこちで聞こえた」と語った。 特にこの日午後2時からは民防衛訓練と訓練空襲警報を知らせる安全メッセージが一斉に発信され、恐怖は増幅された。 火災は消防当局により9分で鎮圧され、人的被害はなかった。 警察は容疑者を緊急逮捕した。荷物の箱の中には、ブタンガスを使って製作された手製爆発物が入っていたという。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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