【MLB】新人右腕ヒルの好投でヤンキースが快勝 ジャッジとスタントンは通算40度目のアーチ共演
【マリナーズ0-5ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム
日本時間5月24日、ア・リーグ東地区の首位に立つヤンキースは本拠地ヤンキー・スタジアムでのマリナーズ4連戦の最終戦を迎え、5対0で快勝。2連敗のあとの2連勝で、4連戦を2勝2敗で終えた。ヤンキース先発の新人右腕ルイス・ヒルは7回途中まで1安打8奪三振無失点の快投を見せ、6勝目(1敗)をマーク。4番手のクレイ・ホームズが14セーブ目を挙げ、マリナーズ先発のルイス・カスティーヨは5回7安打2失点で6敗目(4勝)を喫した。 【動画】ヤンキースのアーロン・ジャッジが15号ソロを放つ(MLB.comより) 2回裏にジャンカルロ・スタントンの12号ソロで先制したヤンキースは、3回裏にアーロン・ジャッジも15号ソロを放ち、2対0とリード。先発のヒルは7回表一死まで1安打無失点に抑える快投を見せた。7回裏には打線がつながり、フアン・ソトのタイムリー、アレックス・バーデューゴとアンソニー・リゾの犠飛で3点を追加。8回表二死満塁のピンチで登板したクローザーのホームズが最後を締めくくった。ヒルは5先発連続で6イニング以上を投げて1失点以下。これは1972年のスティーブ・クライン、2011年のCC・サバシアに続いて球団史上3人目の快挙であり、今月は5先発で5勝0敗、防御率0.59と絶好調だ。 また、ジャッジとスタントンの大砲コンビは通算40度目(ポストシーズンも含む)となるアベック本塁打を記録。ホルヘ・ポサダ&アレックス・ロドリゲスを抜き、球団史上単独5位に浮上した。ジャッジ&スタントンを上回るのは、ルー・ゲーリッグ&ベーブ・ルース(75度)、ヨギ・ベラ&ミッキー・マントル(56度)、ボブ・ミューゼル&ルース(47度)、ロジャー・マリス&マントル(43度)の4組。ジャッジとスタントンがどこまで記録を伸ばせるか注目したい。